こんにちは、アキタカです。
今日は僕がいつカレーを買っているスーパーでは最高級のカレーを作ってみようと思います。
そういえばこのカレーも今まで買ったことなかったなぁ。
と、その前に季節が春になって新タマネギが出回ってきましたね。元々が甘いタマネギですから、飴色にしたときの美味さがまた別格なんです。
新タマネギを使った飴色タマネギはこの時期しか作れないので、時間はかかりますけど是非作ってみて頂きたいです^^
最初の頃と比べてもいい色に仕上げれるようになってきました。この色に仕上げるにはオイルの量も大事なんだと今回初めて理解。ちなみにこの量で新玉ねぎ7個分ぐらいです。最初の量を取り忘れましたけど、フライパンに溢れそうな量が入っていまいした。ここまで作るのに約45分。新タマネギだと出来上がる時間も早かったように思います。
さて、では本題。今回のカレーはこちら。
フォン・ド・ボーって比較的聞く言葉ですけど、何?ってなったので検索。
要は子牛の肉や骨からとったダシ汁のようです。そのベースと野菜を炒めて出来たもの。との事。なるほど、牛の深みが既に練りこまれているおいしいカレーだという事ですね。
子牛はフランス語でボーというようです。
ちなみに子豚はコショネ らしいです。
つまり豚骨ラーメンはフォン・ド・コショネヌードル!(違
えと、本題に戻しますね。。。
水とルーの比率をみると、このカレーも比較的濃いカレーだなと思いました。
ルーの固さは非常に大事。その部分ではこのカレーもアキタカ好みのカレーになりそうです。
ルーを開けると辛みのあるいい香りとすごく深みのある香りが漂いました。ゴールデンに似た香りだったのですが、深みの香りがゴールデンより強くて食欲をそそります。
完成図は写真撮り忘れです・・・すみません。
S&Bの深い茶色のカレーで見た目が非常にアキタカ好みでした。
では、実食!
ほんと盛り付けヘタ(笑)
■S&B フォン・ド・ボー ディナーカレー 中辛
辛さ 6
スパイシーさ 5
コク 6
ルーの固さ 5
一口目の印象は辛い!でもその後に甘味がきます。フルーツ系の甘味ではなくてこれはコクの甘味なんじゃないかなと思いました。多分ここがフォン・ド・ボー。肉の甘味みたいなものを感じて最初の辛さよりも深いコクが楽しめます。
スパイシーさはこのコクを引き立たせるためか、控えめな印象を受けました。辛いけどまろやか。このカレーの主軸を壊さない為にアクセントぐらいに留めているのかなと思いました。
コクはゴールデンと比べてかなり上。さすがフォン・ド・ボー。ゴールデンではそこまで強く感じなかったコクがこのカレーでは強く出ています。
バターはベスト!入れた方がより風味を楽しめます。肉はスジ肉よりも普通のお肉がより合いそうです。黒胡椒大目で先に焼いてから、後入れした方が良かったのかなという印象。
気になったのは若干粉っぽいという印象。少しザラザラした食感があって、最初は水の分量か、ルーを溶かし損ねたかなと思ったぐらい。
後、酸味がもう少しあればと思いました。ほんの少し、ソースを入れて食べてるとそこの物足りなさは解消されました。
この酸味の比率って本当に難しい・・・。満足する酸味に変える為に入れるソースの量ってゴールデンとこのディナーカレーでは違うんですよ。ゴールデンはスプーン半分ぐらいに対して、ディナーはそれのもう半分みたいな。このちょい足しには好みもあるのでしょうけど、好みがあるから計算って出来ないんだろうなぁって思います(--;
これは言ったらダメな部分なのでしょうけど、お値段の割には・・・って思ってしまったのも正直な感想。おいしいカレーなんですけど、このお値段はそれ以上を期待してしまうラインだったんです・・・(高い=おいしいの感覚がそもそも間違っているのかも知れませんが・・・)
ブレンドだと辛さとコクの部分を活かして別の物と組み合わせると美味しいカレーが出来るのかもと思いました。今回のカレーで感じたコクを活かすために敢えてスパイシーさを少なくという部分で考えると、スパイシーなカレーとブレンドするより、コク×コクみたいな組み合わせも面白いのかなと思います。足りない部分を補うではなく、より強くするみたいな組み合わせですね!
組み合わせは無限にあるのが市販カレーの面白い部分なのかもしれませんね。
では今日はこの辺で^^