こんばんは、アキタカです。
いよいよ今回から一番美味しいブレンドカレーの比率を探していきますよ!
今回作ったブレンドはタイトルの通りです^^
横濱舶来亭のカレーがベースとして一番だと思ったので、このカレーをベースに色々ブレンドしていきたいと思っています。
ブレンドの理由としてはベースカレーの甘い部分をもう少し強くしたいと。で、中辛で一番甘さが強かったのがバーモンドだったので、これらを合わせれば良い組み合わせになるんじゃないかと思った訳です。(理由は割と単純・・・
さて、では行きましょう!
まず双方共にルーを半分づつを使いますので、水の量はそれぞれに合わせるのでバーモンドは850ml、横濱だと325mlとします。(後述しますが、これは間違った作り方でした・・・)
出来上がりはこんな感じに。
うん、良い色ですね!香りは甘い香りが強いのが気になりますが、バーモンドが上手く入った証拠だと思います。スパイシーな横濱舶来亭の香りは生きてるし、これはもはや完成形か・・・・!
作った評価はこちら。
■横濱舶来亭中辛 × バーモンドカレー中辛
辛さ 4
スパイシーさ 5
コク 4
ルーの固さ 4
一口めは甘い!・・・・で、甘すぎる!
あれ?辛いがこの後来るはずなんだけど来ないな・・・・。バターを足しているとはいえ、ちょっとしつこい甘さばっかり目立って辛さが全然来ない・・・横濱カレーの辛さが完全に消えちゃってる感じです。スパイシーさはそのまま残っていますけど、甘さが目立って引き立たないし。この例えは合っているかわかりませんが、甘めのジャワーカレーみたいな印象で、バーモンドを少し辛くしてスパイシーにしただけのカレーになってしまっていました。
辛さって同じ比率で足すと甘いが勝ってしまうんだと、その時は思っていたのですが・・・
よく考えるとルーの量の比率が明らかにおかしいんですよね。
バーモンドの水分量 850mlに対し横濱の水分量325mlというのは箱に書いているそれぞれの分量の半分なだけであって、水分量でみると2対1。つまり・・
横濱が完全にオマケになっていた!
という、よく考えればわかるような単純なミスをしてしまったのです・・・。
バーモンドベースを少し辛く、でもスパイシーにしたい!と言うのであればこの分量は間違いではなかったと思います。バーモンドの甘さは生きていましたし、横濱のスパイシーさも十分に感じましたから。ただ今回は趣旨が違うのです・・・。
では今回、どういう分量にすれば間違いでは無かったのか。
ここで少し単純な水分量に対するルーの比率を計算したいのですが、これまた少し難解で、カレーって全量作るのと半量作るので水分量が比例しないんですよね。これはややこしいので、今回は全量で仮に計算。
横濱の場合
ルー全量を作る場合、ルー180gに対して水分は750mlなのでルー1gがカレーに出来る水分量は4.17ml。
バーモンドは全量でルー230gに対して水分は1400ml(これもフタをするしないで違うのでフタはしない方法で計算。ややこしい・・・)ルー1gあたりがカレーに出来る水分量は6.08ml。
この事を踏まえて、仮に500mlのカレーを半々で作るとしたら
横濱 250ml÷4.17mlで約60g
バーモンド 250ml÷6.08mlで約41g
正直、数学は得意ではありませんので単純に考えた結果なのですが、おそらくこういう分量で混ぜないとルーの適切な水分量で半々のカレーは作れないんじゃないかなと考えます。(これ何のブログだ・・・(笑)
数学や料理が得意な方、ご指導あれば間違っていればご指導頂きたいです。
ただ、料理の水分量って難しいらしく、例えばAを50g Bを30gでCというダシが出来たとしても、分量を倍にすれば同じ味になるという訳ではないらしいのですが、(単純に比例するものではないらしく、物によっては味が変わるとの事。最近料理に詳しい人に聞いた話です。)そこまではさすがに計算出来ませんので、このブログでは一旦この考えで出したルーの分量を適量として、ルールに組み込んで今後はやっていきたいなと思ってます。
とりあえず今回のカレーはそもそもの分量が間違えていた訳ですが、この比率で混ぜた結果としては残して置こうと思います。
今思えば水の量が多かったので、今回はいつもの鍋より大きい鍋を使ったんですよね~。まあその時に気づいても遅かった訳なのですが・・・。
ただ、なんとなくですが今回の失敗でベースカレーとチョイスカレーの比率は2対1がいいのかなと思う結果でもありました。今回の比率も正確に2対1ではありませんが、大体それぐらいではあるので、次回更新の時は同じルーを使って、「横濱2 バーモンド1」の比率で作ってみたいと思っています。
「失敗は成功の元」だとどこかの偉い人が言っていた気がしますので、これに懲りずにやっていきたいと思っています^^
では今日はこの辺で。